TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 地下鉄の路線幅
地下鉄を乗り継いでいると、微妙に車両の大きさが違うのに気が付きます。
1067mm狭軌を採用しているのはJR在来線、東武、西武、小田急、東急、相鉄なのでこれに相互乗り入れしている副都心線や日比谷線などと都営三田線です。
海外ではフィリピン、台湾などが採用しています。
1435mm標準軌は新幹線、京急、京成で軌道幅が広い分安定していて乗り心地が良いのです。
乗り入れている都営浅草線、そのほか小型の車両ですが大江戸線も採用、メトロの銀座線と丸ノ内線、海外ではアメリカ、ヨーロッパ各国、韓国、中国などです。
都営新宿線は1372ミリメートルなのですが、京王線の幅(馬車鉄道時代と同じ幅)をそのまま採用したためです。
バラバラな理由ですが、乗り入れ相手先の都合に合わせて後から地下鉄を作ったためとのことでした。
線路の幅が違うので、車両検査場はそれぞれに必要で車両が異なるので他の路線に急遽転用もできず、修理用の部品も各種必要になります。
東京は色々な路線幅の鉄道会社があるので、相互乗り入れにも工夫がいるようです。