TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 大間のまぐろとハワイのまぐろ
築地の初セリで毎年話題になるのはクロマグロで、大きい物は全長3m・体重400kg以上にもなります。
今年の大物、大間のまぐろは405kgで寿司銀座小野寺が落札し、すしざんまいはキロ16万円の単価の一番高い物でした。
まぐろは6割が食べる事が出来、1貫は約15gとのことですから1kgから40貫取れる事となります。
とすると1貫4000円の計算に、お正月のご祝儀ですね。
クロマグロは北半球をグルグルと回遊しており、旬は何と言っても脂ののった冬、逆に春〜夏は産卵でやせて味が落ちます。
特に日本近海で獲れるものは生で流通し高級品となります。
ハワイでアヒと呼ばれているまぐろはキハダマグロで大きさは体長2m, 体重170kgほどとなります。
黄色い背びれと尾びれが特徴で赤道をはさんで太平洋・大西洋・インド洋の南北の温暖海域に広く分布し、世界および日本のマグロ漁獲量1位となっています。
肉質はピンクに近い薄い赤色で、あっさりとクセのない味わいで脂質は少なく、トロは取れませんが、身が締まっているため、ポケやステーキに合い、主にツナ缶詰となっています。