TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 公式実務訪問賓客
トランプ・アメリカ大統領の訪日が決定し公式実務訪問賓客としての扱いですとありましたが、公式実務訪問賓客と言われてもピンときませんでした。
日本が招待する外国の要人が来日する場合国賓と公賓があり
国賓は天皇陛下の招待で宮内庁が取り仕切り、相手も国王や大統領という国家元首となります。
公賓は首相の招待で外務省が担当、相手は皇太子や首相、副大統領のレベルになります。
渡航費用は先方持ちで、滞在費用が日本負担となります。
お金がかかるので年間5組程度と枠があるそうです。
そのため1989年から招待を簡素化し、政府が公式に接遇し、天皇の接遇にもあずかる公式実務者賓客という枠組みが定められました。
今年3月サウジアラビアのサルマン国王が来日、飛行機のタラップがエスカレーターで国王専用のため日本に持ち込んだと豪華外遊が話題になりましたが、これも公式実務者賓客だったのです。
そのほか日本招待ではない賓客の来日もあり、28年の宮中ご挨拶は年間21回に及びました。
オバマ前大統領は現職中に4回来日しましたが、国賓としては2014年4月の来日の1回のみです。
2009.11 賓客
2010.11 天皇陛下へのご挨拶なし
1014.04 国賓
2016.05 天皇陛下へのご挨拶なし・伊勢志摩サミット