TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 惑星のCO2
惑星には地球型の岩石惑星、木星型のガス惑星、天王星型の氷惑星があります。
岩石惑星の金星と火星は大気を持っていますがほとんどCO2であり,地球大気のみがCO2が0.03%と極端に少ないのです。
地球の酸素は植物の光合成によって CO2 と H2O から作り出されました。
また地球の雨がCO2を溶かし込んで炭酸となり、岩石を削り炭酸カルシュウムとなって海に流れ込み沈殿するとともにサンゴの殻となりました。
サンゴは石灰岩に生まれ変わり大地を作ります。
あと少ししか残されていないCO2、いつ使い切ってしまうのか心配になりますが、プレート運動で地球内部に引きずり込まれたCO2は火山活動によって再び大気に戻されるのです。
鹿児島の新燃岳の噴煙は命の再生の物語でもあるのです。
ところでハワイ諸島の地下マントルの深部にホットスポットと呼ばれるマグマを供給している熱源があり、その噴出口がキラウエア火山です。
日本の火山はプレートの沈み込み帯による摩擦熱でマグマが発生するので、ハワイとは形態が異なります。
地震も日本はプレートの跳ね返りが原因ですが、ハワイは火山の中から溶岩が噴出した後の空洞に落盤が起きるもので、日本のように余震が続くことはありません。
写真はファラライ山です。