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衆議院が解散になり、都知事が辞職して立候補するのかが話題となっています。
日本では知事等の首長は辞職しないと国会議員に立候補できませんが、アメリカでは州知事、議員が職を辞することなく大統領選へ立候補可能です。
フランスの下院議員は州、県、市町村議会議員やその首長を兼務している人が定数580名のうちの85%、かつてシラク首相がパリ市長を兼務していたことが有名です。
ドイツの上院は定数70ですが、構成は連邦各州の首相や大臣が州代表として出席します。
個人として指定されたものではなく、連邦議会開催毎に州政府が出席者を決定します。
地方の声を国会に反映させるためで、投票権は州の人口割りとなっていますので一人で州の持ち分だけ何票も投票することができるのです。
議会制度はそれぞれの国の歴史を反映しているので色々と違いがあります。
国内外どちらも欲と思惑でどろどろ感いっぱいの昨今なので、ハワイの空の青さが心に沁みます。