TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ハワイの蝶
一年中何かしらの花が咲いているハワイ、公園や庭には沢山の蝶が飛び回っていますが、ハワイ固有種はたったの2種類、あとは人間が持ち込んだ外来種です。
固有種の一つはタテハチョウ科のカメハメハ・バタフライで羽は濃いオレンジ色で縁が黒、幼虫の食性はマーキキの葉を食べます。
もう一つはシジミチョウ科のコア・バタフライ、羽の全体が緑色の小さな蝶で、幼虫はコアの花を食べて育ちます。
蝶は幼虫が食べる葉や成虫が吸う蜜の花が種類ごと決まっているので、食性が合わないと定着できないのです。
ところで日本に広く分布するアゲハ蝶がハワイで分布を広げました。
ただしハワイではオレンジやレモンなどの柑橘類を食べてしまう害虫に指定されているのです。