TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 12進法
英語でティーンエイジャーは13歳から、数詞を並べると
ten,eleven,twelve,thirteen,・・・・・
と12進法の影響があります。
12が基数となったのは片手の人差し指から小指の節の数といわれています。
1年が12カ月、木星の公転周期が12年で、季節や天体観測で12という数値は身近にあったのです。
ところで太陽が地平線に顔を出してから完全に現れるまでの時間が2分で、太陽の大きさで天空一周を分割すると720個分になります。
720÷12=60 1時間は60分になった理由のようです。
地球の自転は5億年前には21時間、2億年前は23時間、それ以降は5万年に1秒の割合で遅くなり現在の24時間になりました。
人の体内時計は1日が25時間だそうで、多くの人は睡眠時間中にこの1時間を調整しますが、この調整がうまくいかないと時差ぼけ状態となるそうです。
そのためあと2億年後には人の体内時計と地球の1日は一致して快適な生活ができそうです。
ただし25時間というのは月の引力による干満の発生と一致しているので海洋生物時代の名残のようです。
ひと月が28日で体調の変化があるのも体内時計の影響かもしれません。
写真はワイコロアの海亀ですが、カメのように1万年長生きしても1日は0.2秒しか長くならないようです。