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蕎麦は寒冷で瘦せた土地でも育つので、救荒食物として推奨されてきました。
ルーツは中国の雲南省と推定され、日本には縄文中期に伝搬しました。
ヨーロッパには14世紀に伝えられ、フランスでは薄くガレットとして食べられていました。
そば粉を小麦粉に替えたものがクレープですが、薄焼きパンケーキをクレープと総称しています。
アメリカ大陸では17世紀にそばの栽培が開始されました。
世界の生産量は
① ロシア 83万トン
② 中国 73
③ カザフスタン 28
⑤ フランス 15
⑦ アメリカ 8
⑨ 日本 3
日本の消費量は15万トンですから12万トンは輸入です。
10アール当たりの収穫量はお米が550Kgに対して蕎麦は70Kgと少ないので、近年栽培する人が少なくなっています。
そばというと日本特産のように思いますが、麵として食べる国が少ないからのようです。
欧米では粥やリゾットのようにして食べるのが主流です。