TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 三十間堀
東銀座から銀座に向かう途中に三原橋がありますが、ここには舟の荷揚げ場のため幅三十間の掘割がありました。
幅55mに相当しますから大きな運河で、戦災の後、銀座の瓦礫を処理するために埋め立てられてしまいました。
一間は約182cm、一坪とは一間四方で、畳一枚はその半分ですから182cm×91cmです。
一間は六尺で、昔の人は五尺の身体と言っていましたから、152cmぐらいの身長です。
畳一枚がちょうど寝るスペースとなります。
京橋には八丁堀もありますが、こちらは長さが八丁、約873mありました。
ところで、一丁は六十間ですから、109mに相当します。
面積も1反=300坪(最初は360坪でした)
一反から一石のお米が穫れたので、一坪とは一日分のお米が穫れる広さです。
日本の長さの単位では
六尺=一間、 六十間=一丁 と6の倍数で桁上がりです。
三十間堀は半丁の幅だったのです。