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この頃は美味しそうな肉厚の大きなキノコが出回っています。
キノコなどの菌類は原始的な植物だと思っていましたが、動物界、植物界と並ぶ菌類と呼ばれる独立した界でその出現も石炭紀の後期、種子植物と同時代(2億9千年前)とのことです。
石炭とは樹木が分解せずに地中に残ったものですが、菌類が出現して初めて樹木のセルロースやリグニンが分解でき再利用可能な循環型の世界となったのです。
石炭紀には樹木が繁茂し光合成が盛んなため酸素濃度が35%と高くなり大型の昆虫が闊歩していましたが、菌類が樹木の分解能力を獲得して二酸化炭素に戻すようになったため、酸素濃度が低下して昆虫が小型化したとか。
きのこが生物界のありようを変えているのです。
キノコの力、恐るべし🍄🍄🍄