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商船に乗り組む船員の数は世界中で120万人、このうち船長、機関長、航海士などの船舶職員が40万人、甲板員や機関員などの部員が80万人です。
国籍別ですとフィリピンの23万人が一番多く、インドネシアと中国が8万人、トルコ6万人、ロシアとインドが5.5万人、日本は船舶職員を中心に5千人ほどで高齢化も目立っています。
かつては高給で海外にも行ける船員は憧れの職業でしたが、今では商船大学も縮小して他大学に併合され、卒業生も海運会社などで陸上のサラリーマンとなっています。
日本船会社が運航する船舶は、パナマ船籍が最も多く、これに日本人の船長、機関長とフィリピン人船員という組み合わせが一般的で、フィリピン人船員が7割を占めます。
日本郵船などは船員確保のためにフィリピンに学校を設立しています。
また、乗員数が千名に達するクルーズ船の場合国籍が30ヶ国にわたることもあります。
英語も通じない船員も多くいるということです。