TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 外国客船の日本寄港
外国クルーズ船社による日本への客船寄港が2015年実績1452回で過去最高になりました。
日本での積み込み物品は鮮度が要求される乳製品や和食用の食材とのことで、一般の食料調達は韓国や中国です。
韓国に比べ日本は3~4倍も物価が高くなります。
また、東南アジア寄港の客船は一年を通して価格が安定している東南アジア各港で食料を調達しています。
日本の市場では旬や鮮度が要求されるため「競り」が毎日行われていると言うと外国人は驚くのです。
築地の魚市場が外国人の見学者で一杯な訳です。
海外では競りではなく相対取引が多いし、市場といっても朝市のようなもので個人商店の集まりのバザールです。
安価な食材の安定供給を第一として、競りがあっても週に1~2日としている国は多いのです。
日本は価格は高いが美味しい食材に恵まれた国だと思います。
外国客船は大型化して客単価を安くしており、旅行費用で見ると一日あたりの客単価は日本船社は外国船社の5倍近くになるそうです。
一人当たり一日の食費で比べると日本船は外国船のおよそ2倍になります。
きめ細やかな「おもてなし」の日本のクルーズ船も一度乗ってみたいです。