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ブラジルとは赤色の染料の原料となる木の名前で、沢山の木が群生していたところから地名そして国名になりました。
最初は木の伐採が産業でしたが、以降砂糖産業、金・ダイヤモンドの時代、コーヒー、ゴムの栽培と時代とともに産業が変転してきたのです。
ハワイの白檀、砂糖、パイナップル、コーヒーのプランテーションの推移と同じように思えます。
また、黒人奴隷制度が最後まで存続した国で1888年まで合法でした。
スペインの植民地であった他の中南米諸国がスペインとの独立戦争を戦ったのに対して、ブラジルはナポレオンに攻撃されたポルトガル王国が避難してきたことによって成立しました。
ブラジルに日系人が多いのは、奴隷制を廃止して労働力不足になったことと、アメリカが日系移民を排訴したため移住先をハワイ及びアメリカ本土からブラジルに変更したためです。
日本とハワイ、ブラジルは相互に繋がりが深いのです。
人と人とが手を携えて助け合って生きていける、それが究極の理想郷ですが、現実は
国と国・派閥と派閥によって人は翻弄されて大きな渦に流されていくのを感じずにはいられない。
フラの魅力は、手と手を心と心を合わせて踊ることによって、生きる楽しさ、力を合わせる美しさを体感できるのがうれしいのです。