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日本の標準語は明治の国民国家形成のために整備が推進されました。
日本も各地方のお国言葉で地方出身者同士では意思の疎通が困難だったのです。
そこで東京の山の手言葉を中心とした言葉が広がりましたが「ぢ」と「じ」、「づ」と「ず」の区別はつきませんでした。
今は、標準語ではなく、「共通語」と言い直されています。
アメリカでは標準語という概念はなく、それぞれの地方には訛りがあると理解しているようです。
そしてニューヨークやハリウッドの影響力が強いのにもかかわらず、放送用語は中南部の言葉なのです。
利用する国民が多いのとアナウンサーが好んだためと言われています。
ハワイの英語はハワイ訛りということで、「ピジン英語」といわれます。
ピジンとはビジネスが中国語的に発音されたもので、多くの民族が混在しているハワイで意思を伝えるために発達した言葉です。