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カブァは胡椒の仲間で、その根を砕いて水と混ぜて飲みます。
太平洋のポリネシア、メラネシア、ミクロネシアで祭儀等、儀礼的な場で飲まれる飲み物です。
カブァにはアルコール分はなくアルカロイドの成分が含まれるため興奮させるのではなく鎮静作用があり、漢方薬の煎じ薬のようなものです。
太平洋の島々ではお酒はありませんでした、
芋やウルの実などデンプン質の食べ物はありましたが、潤沢ではなくお酒を造るほどの生産高はなかったようです。
また女性は子供を生むために、ふくよかなほうが良いと美人の条件でしたが、男性はあくまで戦士であり、体を鍛え減量に努めました。
カブァ酒は男性の体型維持のために飲まれていました。
現代のハワイアンの男性は太り気味のようです。
ゆっくりお酒が飲める現代は素晴らしい時代です。