TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > LNGとLPG
LNG(天然ガス)は気体のままで地下資源として採掘され主成分はメタンで、-162℃まで冷却しないと液体になりません。空気より軽いのです。
LPG(液化石油ガス)、一般にプロパンガスと言われますが家庭用はプロパンが主体で工業用はブタンガス主体です。
天然ガスから分離されるものと石油の精製時に分離されるものがあります。
-42℃で液体になり空気より重いのです。
家庭用のガスは都市ガスとLPガスがほぼ半分づつを占めますが、輸入先は天然ガスがマレーシア、オーストラリア、インドネシア等で中東依存度は10%以下です。
それに対してLPガスは90%を中東に依存しています。
日本の電力の88%は火力ですがそのうちの43%がLNG、石炭が30%、石油が15%が占めています。
ハワイ州で唯一のガス会社はハワイガスでオアフ島では合成天然ガス(SNG)を都市ガスとして、その他の島ではLPGをボンベで供給しています。
日本でも引越しをするたびにガスの規格が違いガスレンジを買い換えていましたが、海外に出かけた際にも主婦目線で日常生活の様子を観察するのも楽しいですね。