TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 遺伝子組み換えパパイヤ
先日、8月8日の記事に「今日はパパイヤの日です」と、ありました。
ハワイに行くと、マンゴーやパパイヤがフルーツの定番で、テーブルを飾ってくれます。
パパイヤは、ハワイへは1911年中南米のバルバドス島から伝わりました。
ハワイではハワイ島ヒロ郊外のプナが産地でハワイ州の90%を生産しています。
パパイヤにはアブラムシが媒介するウィルスが付きやすく、感染すると品質も低下し収量も減少します。
1994年プナのパパイヤは病気で壊滅状態になりました。
2002年ウィルスに対する耐性を強めた遺伝子組み換えパパイヤの苗を配布、収量が安定したので農家は大喜びです。
今ではハワイで生産パパイヤの8割りに達します。
安全性は確認され日本への輸入、販売はみとめられていますが、日本で栽培することはできません。
日本に輸出しているハワイ島産パパイヤは遺伝子組み換えをしていないものです。
日本向けに、苦労して非組み換え品種を栽培しているのです。