TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > キウィとサルナシ
朝食のヨーグルトと一緒にいただくキウイですが、野生化して繁殖しており、外来種の侵食と問題になっています。
栽培しているキウイを鳥が食べて種を撒き散らしたり、栽培放棄されたキウイの木が野生化しているためです。
キウイは中国のオニマタタビを20世紀初頭にニュージーランドに持ち込みチャイニーズ・グーズベリーとして栽培し、1910年にキウイフルーツとして販売を始めたものです。
日本には近縁種としてサルナシとマタタビがあり、キウイフルーツより小ぶりで表面に毛がないため皮があるまま食べる事ができ、果実酒やジャムなどとされています。
サルナシは、リンゴやモモなどの果樹に比べ土地を選ばないため、荒れ地や休耕地、そして傾斜地を活用した栽培ができます。
しかも、植え付け後の管理作業も少なくて済むため、副業栽培に有利な林産物として注目されていますが、野生化したキウイとの交雑種も現れているのです。