TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 清少納言と髪の毛
テレビの録画をゆっくり見ました。
「光る君へ」のウイカちゃんはとても美しいですが、枕草子には、清少納言の髪の毛が縮れていて、薄かったとの記述があります。
79段には「年を重ねると髪も自分の髪ではなくなって、朝起きた時には乱れて絡まっている」とあり、かもじという付け毛をしていたことが分かります。
年齢で薄くなるのはしょうがないですね。
153段「うらやましげなるもの」には「髪がとても長くて立派で、垂れ具合が素晴らしいひとが、うらやましい」とあり、髪の長く、黒いのが美人の条件でした。
184段では中宮定子に初めて仕えたころ、中宮から夜に絵を見せてもらったときボンボリの灯りで髪の筋がはっきり見えてしまって恥ずかしいとあり、清少納言は癖毛で苦労していたようです。
今はウィッグやヘアカラーも色々あり、直毛でなくとも様々な髪形ができるので素敵な時代になりました。