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年度末ギリギリになって、健康診断を受けてきました。
健康診断は会社や学校などに所属していれば、労働安全衛生法や学校保健安全法により年1回行う事が義務づけられています。
会社を退職したり専業主婦の場合は、法律に規定されていませんが、自治体で実施している健康診断を受診することができます。
内容や料金は各自治体によって異なりますが、ワンコインや無料で受けられる検査もあります。
内容は身体測定や血液検査、胸部X線などが中心の一般健康診断と40~74歳が対象の生活習慣病予防が目的の「特定健康診断」となります。
ところで、アメリカでは定期健診が義務化されていません。
理由はそもそも集団での健診がアメリカの社会や文化的に馴染んでいないためです。
また、一般的な健康診断の費用(およそ700ドル)は自己負担なうえ、保険会社の支援も請けにくいこともあり、「1年に1回」という一律の定期健診が普及しにくいのです。
ところが、乳がんの検診の受診率はアメリカ 81%に対して日本 41%です。
これは、特定の病気にかかっているかを調べる「検診」なら積極的に受診するためです。
日本では健康診断は受けているけれど、検診は受けない人が多いため、日本とアメリカの受診率には大きな差があると考えられます。