TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 地震の震度とガル
能登半島の地震に加え、新潟でも大きな地震が発生しています。
地震の大きさを表すには、一般に体感や周囲の建物の状況による震度が用いられます。
また、規模を表す「マグニチュード」もあり、マグニチュードはエネルギーを対数的に表現した値です。
値が0.2違うと地震の大きさは2倍
値が1.0違うと地震の大きさは32倍
値が2.0違うと地震の大きさは1000倍にもなります。
単位には、加速度を表す「ガル」という単位もあり、建築構造計算はガルを使いますが、気象庁では震度と使い分けています。
震度5は80~250ガル相当で建物に亀裂が生じ、震度7は400ガル以上として、建物の倒壊率が30%と云われます。
また建物構造は、長い揺れには弱く、短期揺れに強いのです。
関東大震災の時がおよそ330ガルで、阪神淡路大震災が約900ガル、東日本大震災では最大で2933ガルが計測されました。
ガルは瞬時値ですので、大きいから必ず建物が倒壊すると言う値ではありません。