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ハワイの冬・12月から2月までは雨季になり、観光シーズンではなくなるのですが、今年は雨が少ないのではと心配されています。
雨が少ないと野菜や果物、牧草が育たず農作物に被害が発生します。
また、マウイ島ラハイナの大火のように空気が乾燥し消火用の水が確保できないなど、火災が発生すると大火事となりやすいのです。
原因はエルニーニョ現象でジェット気流と貿易風の位置がずれて、ハワイに雨が降らなくなるのです。
また、雨季に入る前なのに季節外れの大雨が島の西側に降っています。
「コナ」とは風下という意味で、貿易風が東から吹くのでハワイの各島は東側に雨が降り、西側は晴れて乾燥しているのですが、今期は温帯低気圧がハワイ列島の西側に発生して南風となり西側に雨が降りやすくなったのです。
島の東側と西側では排水設備などの社会インフラの設備が違うので気候の変動の影響を受けやすいのです。
西側の海水浴場は土砂の流入で泳げなくなります。
2月のハワイ研修時は晴れそうなのですが、現地では雨を待ち望んでもいそうです。