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沖縄そばは、小麦粉・食塩・かん水を原料としており、日本そばとは違って「蕎麦粉」を使用しないため、製法的には中華めんに分類されます。
中国から伝わったのは今から400~500年くらい前と言われ、伝来当時は上流階級が口にする高級料理でした。
明治時代~大正時代にかけて一般に普及し、当初は「支那そば」と呼ばれており、「沖縄そば」と呼ばれるようになったのは、戦後になってからです。
「そば」を名乗るには、原料に蕎麦粉が3割以上含まれなくてはならないため、
①「原料に蕎麦粉を3割加える」
②「沖縄中華麺」
③「沖縄ラーメン」
などに改称するなどの指導がありましたが1978年、「生めん類の表示に関する公正競争規約」の「名産・物産・本場等の表示」項目に、
「本場沖縄そば」を登録することで落ち着きました。