TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > LEDはなぜ光るのか
LEDによる、イルミネーションが美しい季節がやってきました。
電球や蛍光灯と違いLEDは発光しても熱くならず、寿命も長いのでなぜ光るのか不思議に感じます。
LED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)に電気を流すと、電気(電子)のエネルギーの一部が光(光エネルギー)に変換されて光るのです。
これを、エレクトロルミネセンス効果といいます。
ダイオードの接合部分で電子と正孔(電子の抜け穴)が出会って、電気のエネルギーが光のエネルギーに変換されて光を発生させます。
白熱電球や蛍光灯は、電気を一旦熱に変えてから光を発生させる仕組みなので、その分多くの電力を必要としますが、 LEDは流れる電気をそのまま光に変換する仕組みなので、たいへん効率が良いわけです。
半導体の種類や中に入っているGa(ガリウム)、N(窒素)、 In(インジウム)、Al(アルミニウム)、P(リン)、As(ヒ素)などの元素の種類によって発生する光の色(波長)が変わります。