TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 感謝祭と新嘗祭
アメリカでは毎年11月の第4木曜日が感謝祭(サンクスギビングデー)は、合衆国の祝祭日( National Holiday)です。
サンクスギビングデーと、翌日のブラックフライデーその後の休日を合わせた4日の間は学校や会社が休みになります。
1536年以前には、1年に95の教会の祝日と、52の日曜日があり、人々は教会に出席するため仕事をやめて、時には高額なお祝いの費用を支払う必要があったのです。
1620年にアメリカに移住したピューリタンは、クリスマスとイースターを含むすべての教会の祝日を廃止したいと考えました。
ただし、アメリカ大陸で無事に冬を越し、農作物を収穫できたお祝いは新しく実施する事としたのです。
日本では古くからその年に収穫された新穀などを天皇陛下が天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式である新嘗祭が行われていました。
新嘗祭は、毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われるものです。
大東亜戦争前は新嘗祭として祭日でしたが、敗戦後は勤労感謝の日として祝日となりました。