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ガレットはソバ粉を用いたフランスの料理で、クレープの元となったものといわれます。
ソバは中国原産でイスラム諸国を経由して十字軍によりヨーロッパにもたらされたものです。
ガレットはブルターニュ地方の料理で、ブルターニュは雨が多く小麦の育成には不向きでかつ痩せた土地でしたが、ソバはそのような土地でも十分に育つことができました。
そのため、貧しい農民や労働者は、近代初期までソバを利用したポリッジやガレットを主食としたのです。
専門店や屋台でクレープ・シュゼットのように、ジャムやバター、リキュールで甘く味付けし、デザートとされることもあります。