TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 脈拍
血圧計には最高血圧と最低血圧そして脈拍が表示されますが、適切な脈拍とはどの程度でしょうか。
成人の脈拍基準値は60~100回/分とされ、高齢者は50~70回/分といわれています。
脈拍が減少して血流不足になる原因は
① 洞不全症候群(どうふぜんしょうこうぐん)
心臓内の電気信号が出なくなるため持続的に脈が遅い状態となり、ふらつきや失神を起こすものです。
老化に伴うものが多いのですが、降圧薬や抗不整脈薬によるものもあります。
② 房室ブロック(ぼうしつぶろっく)
心臓内の電気信号を調節する機能が低下し、うまく電気が伝わらず脈拍が遅くなる病状で
運動習慣がある方や若い方では生理的な現象として軽い房室ブロックが起こることがありますが、心筋梗塞や心筋症が隠れていることが多いのです。
ふらつきやめまいといった自覚症状が起き、最悪の場合、心臓が停まってしまう危険があります。
近頃は体育館や駅などにAEDが置いてありますが、緊急の場合すぐに使える心構えをしておきましょう。
右の鎖骨の下と左のわき腹にパッドを心臓を挟むように貼り付けるのです。