TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 口呼吸と鼻呼吸
口は、食べるための器官であり、鼻は息をするための器官で、生物の進化の上では、鼻と口は完全に分離されていました。
ところが、進化の過程で、ヒトは声を出すために喉のあたりで空気の通り道である気道と、食べ物の通り道である食道が繋がったのです。
人にもっとも近い哺乳類であるチンパンジーも完全分離です。
そのため哺乳類の中でも、誤嚥や窒息を起こすのは人間だけなのです。
ただし、人間の赤ちゃんも生後3か月くらいまでは喉の構造が飲み込む道と呼吸の道が立体交差方式になっており、息をしながらミルクを飲むことができるのです。
☆鼻は、空気中のバイ菌やウィルスを取り除く、フィルターの役割をしています。
鼻を空気が通ると、十分に加温+加湿されて肺に送り込まれます。