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仙台からの帰り、せっかくの機会なので新幹線のグランクラスを利用しました。
長大な流線型部分によって客室が狭くなる先頭車両の活用を図るため導入されたのですが、広さは普通車両の5分の2ほどで、定員は18人です。
先頭車両の鼻が長いのは、新幹線が高速でトンネルに突入すると、トンネル内に圧縮波が形成され、反対側の出口からパルス状の圧力波を放射して出口側で大きな音を鳴らしてしまうためです。
この圧力波を抑えるために、先頭形状をなめらかにする必要があり、現在開発中の北海道新幹線札幌延伸用車両では、先頭車は客室がなくもっと流線形になるタイプもあるそうです。
日本の新幹線は山間を縫って走るため曲線が多く、トンネルも多いため様々な工夫が加えられているのです。