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「足るを知る」ということわざは、中国の哲学者である老子の思想が由来のことばです。
身分相応の満足を知ること。
身分という言葉は、社会的な地位を連想するかもしれませんが、このことわざでは自分の
置かれた立場や今の状況などを指しています。
「足る」とは、十分である事・満たされている事。
それが、自分の今の状況にふさわしい満足感という意味を表しています。
実際には、「足るを知る者は富む」・・・・とつづき、
人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足する事が出来るもの
は、心が富んで豊かであるということ。
現在の自分の状況に満足する、今、目の前にあるものに対し満足して感謝する、という意
味になります。
人間の普遍的な在り方を説いているものです。