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旅行の途中で、本場熊本県の馬刺を美味しくいただきました。
豚や羊、山羊が家畜化されたのは紀元前8000年頃、牛は紀元前6000年頃であるのに比べ馬が飼われるようになったのは紀元前4000年頃のウクライナで、最初は食肉用でした。
ウクライナに人が住み始めた紀元前5000年頃で、牛や羊は雪の下の草を掘り返して食べることが出来ないのに対して、ウクライナに生息していた馬は蹄で雪をかきわけて草を食べることができました。
そのため人類は、雪の季節には畜舎に囲い込んで餌を与えなければならない牛や羊にかえて、寒い地方でも飼える馬を家畜化する事を思いついたのです。
最初は食用であった馬に騎乗するようになったのは紀元前2000年~紀元前1000年頃のことで、それまでは3~4歳まで肥育して食用としていた馬を、7~8歳まで生かして馬具をつけて運搬や移動用に利用するようになったのです。
紀元前8世紀にウクライナに現れたスキタイは最初の騎馬遊牧民族です。
馬も元々は食用として飼われたものなので、馬肉を食べるのは本来の姿なのですね。
馬肉は、高タンパクで低カロリー・低脂肪で、効果的に身体をサポートする栄養素をしっかり接種できる、お肉なのです。