TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 杏仁豆腐
中国を発祥とする「杏仁豆腐」の「杏仁」は「杏(あんず)の種 」のこと。
「仁」は「種」を意味します。
この杏仁の中の核を粉状にし、牛乳や寒天を混ぜたものが「杏仁豆腐」で、見た目が白く豆腐のようなので「豆腐」といいます。
最近では「杏仁」のかわりにアーモンドを使うこともありますが、これも「杏仁豆腐」です。
「杏」を「あん」と読むのは唐音であり、慣用音では「きょう」と読むので「杏仁豆腐」は「きょうにんどうふ」ということもあります。
また、「杏仁豆腐」には「杏仁羹(きょうにんかん)」という別名もあります。
杏仁豆腐の原料である杏仁(きょうにん)には、咳を止める働きがあると言われています
杏仁は、もともと漢方薬として使用されている生薬のひとつです。
冷たくしてつるっといただける杏仁豆腐は、口どけがよく渇いた咳や喘息などの喉の不調を改善することが出来るし、コレステロールを下げる働きもあると言われる、嬉しいデザートです。