TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > タロイモと田芋、里芋
タロイモは根茎を食用とするサトイモ科のイモ類の総称ですが、日本ではサトイモとタロイモは別のイモとして扱われます。
具体的な栽培品種でいうと、サトイモ・エビイモ・タイモなどがタロイモに含まれる。
田芋(水芋)は九州南端~沖縄県の南西諸島の水田で栽培され、独特の粘りに加え、甘みがあるのが特徴です。
タロイモとサトイモは見た目は似ており、両方とも茶色っぽい色味の木の皮のような外皮に覆われています。
しかし、サトイモは拳よりも小さいサイズですが、タロイモは手のひらよりも大きいサイズになります。
また、日本のサトイモには独特のヌメリ感がありますが海外のタロイモにはこのヌメリ感が少なくあっさりとしています。
食感はいずれも柔らかくてねっとりとした感じがする。
サトイモは煮る、茹でる、素揚げなど、さまざまに調理されますが、タロイモは蒸してからペースト状にするのが一般的でご飯と一緒に炊いたり、揚げたりすることもあります。
海外ではタロイモを使った加工食品も多く、タロイモチップスなどが有名ですが、里芋チップスは見かけないようです。
写真は沖縄の田芋の水田です。