TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 日本酒と粕取り焼酎
まろやかな味わいの日本酒獺祭は、1990年に販売開始となり、安倍首相が当時のオバマ大統領に贈呈したことから一気に人気に火が付きました。
「粕取り焼酎」とは、日本酒造りの過程でできる醪(もろみ)を搾ったあとに残った酒粕を原料に造られる焼酎です。
日本酒の副産物である酒粕には、お米や酵母の旨味成分や栄養分が豊富に含まれています。
このため、粕汁などの料理に活用されたり、美容成分を活かして化粧品も作られています。
醪からアルコールを含んだ水分を取り出したものが日本酒ですが、酒粕にもアルコール分が8%ほど残っています。
酒粕にもみ殻を加えて蒸気を通しやすくして、蒸篭型蒸留器で蒸留する方法と吟醸酒や大吟醸酒の酒粕に再度水と酵母とを加えて再発酵させて日本酒に近い焼酎を作る方法があります。
ちなみにサトウキビの搾りかすには40~60%の糖分があるので、ラム酒や甲種焼酎が作られます。
ラム酒のアルコール度数は40%以上ですが、甲種焼酎は40%以下とされています。
そして、「獺祭」シリーズには、焼酎もあります!
日本酒の獺祭の酒粕を使用しているため、封を開けた瞬間から、フルーティーな甘い上品な吟醸香が楽しめる、希少な焼酎です。