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縄文時代に日本に最初に伝わった稲は「赤米」で「古代米」と呼ばれる「むかしのイネが持っていた特徴を色濃く残すイネ」の一種です。
江戸時代以降に品種改良がさかんになるまで、赤米は各地で栽培されていました。
NHKのニュースで、諫早市小長井町の海岸沿いに、7世紀ごろの古墳があることから、小学校の体験学習の一環として、25年前から古代米の一種、「赤米」を育てている話をしていました。
田んぼに苗を植えた小学生達は、10月下旬ごろ収穫予定の赤米を給食などでいただくそうです。
赤米は野生種に近い原始的な稲のため、とにかく元気で丈夫です。
生命力が強く、荒れた土地で肥料や農薬などを与えなくても丈夫に育ち、乾燥と低温によく耐え、病気や自然災害にも強いそうです。
白いご飯と言うのは江戸時代中期以降になって食べるようになったそうです。
何事も輸入に頼りすぎないで、自給自足の精神を思い出す時が来ているようです。