Pua Mae ‘Ole Hula Studio | 日記 | ベロア

ベロアは、フランス語で、ベルベットを意味します。

紀元前2000年、カイロはイラクと共に王室や富裕層向けの生地やベルベット生産の中心となっていました。

もともとベルベットは天然シルク繊維を使用しているので、製作に長い時間を要し、そのため非常に高価で高級な贅沢品とされていました。

ベルベットの安い代替え生地として、一反布のベロアの大量生産が1840年代に始まりました。

人気が高まるのに従い、様々なベロアの生地が市場に出回るようになり、コットン、ウール、ポリエステルと言ったユニークな素材も使われるようになりました。

ベロアは、1970年代ごろまでは、主に家具の外張りや住まい用品に使用されいましが、その後時代の布として、人気を博していくのでした。

快適な生地として知られ、着心地が良く非常にやわらかく、光沢のある滑らかな生地として、人気があります。

私達も、ベロアのドレスは、舞台衣装として大変重宝しています。

ホコリを吸収しやすいので、保存には気をつけましょう。