TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 石橋山古戦場
今年の大河ドラマは鎌倉殿・源頼朝と部下たちの話ですが、頼朝が生涯に自分で戦場に出陣したのは3回で、源平合戦の山木館襲撃と石橋山の合戦で1勝1敗です。
それ以外は弟達や、配下の武将に命じたもので自分は鎌倉から動かなかったとか。
平家滅亡後、奥州藤原氏を追討しましたがこの折は自ら厨川まで進出、この合戦では全国的な動員を行いました。
そして不参の御家人に対しては所領没収の厳しい処罰を行ったこと、頼朝が挙兵以来となる自らの出馬を行ったことで、頼朝が自身に従う「御家人」の確立という政治的意図を持っていたことが分かります。
頼朝は目先の勝敗にこだわる武将というより将来のビジョンを備えた政治家といえます。
先日、頼朝一敗の地、石橋山古戦場を訪れてきました。
想像とは異なり、古戦場とはあまりに細い道が続いていました。