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2021年11月、世界で初めて脳腫瘍を対象とした「がん治療用ウイルス薬」が国内で、新発売されました。
第一三共㈱と、東大医科学研究所 藤堂具紀教授らの研究グループとの共同開発されたものです。
人類の「敵」と見なされがちなウイルスを「味方」にするという画期的な発想から生まれた「G47Δ(一般名=テセルパツレブ)」は、標準治療に比べて副作用が少なく、あらゆる固形がんに同じメカニズムで作用することから、今後脳腫瘍以外のがんにも適用が拡がることが期待されます。