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今日は、お鍋の最後に、芹やすずしろを入れて、お粥をいただきました。
1週間遅れの、七草粥のつもりです。
七草粥は、1年間の無病息災を願う行事ですが、お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を労い、冬に不足しがちなビタミンを補う理にかなったお粥です。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな 、すずしろ 、これぞ七草」といわれます。
芹
すずな 蕪
すずしろ 大根 まではよく食べますが
なづな ぺんぺん草
ごぎょう ハハコ草
はこべら ハコベ で鳥の餌として、糠と混ぜて与えていました
ほとけのざ の後の4つは普段食べない、植物ですね。
私達が普段当たり前のように食べている野菜は、外国から入って来たものが多いのです。
キャベツ:明治維新後、北海道開拓のため寒冷地でも栽培できる野菜として導入
白菜 :日清戦争後中国から持ち帰った品種を改良して結球できるようになり広まった
ほうれん草:葉がギザギザしている東洋種は16世紀に、葉が丸い西洋種は19世紀に日本に渡来、大正末期に栽培が広がり、二次大戦後盛んに栽培される
野菜が周年で食べられるようになったのは近年なのです。
積極的に野菜を食べて健康を維持しましょう。