TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ペリーの日本遠征記
1853(嘉永6)年に浦賀に来航したペリーは、アメリカ帰国後、1856年に日本来航のあらゆる記録をまとめ、アメリカ議会文書を作成しました。
全3巻からなり、乗組員の日記・覚書を中心に、日米和親条約締結の経緯、日本・琉球の産物などが記されています。
興味を引くのは
① 女性は男性の従属物ではなく、武士の妻は毅然として教養があった。
② 礼節を尊び、教育水準が高い
③ 漆の蒔絵の精緻さ(隙間のない精密性)に感動し
④ 技術において西欧に追いつく能力が高いと評価
聖書にはイブはアダムの肋骨から作られており、女性は男性に従わなければならないと教えられているのに、日本では女性の地位が高かったのです。
現在でも、日本の家庭のお財布は主婦が握っていることが多いのですが、外国では夫が仕切っているため、女性の地位向上・男女同権が叫ばれているのです。