TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 新500円硬貨
11月1日から新500円硬貨が発行されているとのこと、知りませんでした。
新しい五百円貨幣では、新たな偽造防止技術として「バイカラー・クラッド(二色三層構造)」と今までは1種類の金属でしたが金属を張り合わせてより精緻なものとなりました。
また、貨幣の縁に「異形斜めギザ」を導入し、貨幣の縁の内側に微細文字を付け加えています。
異形斜めギザとは、斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産型貨幣)への採用は世界初とのことです。
あまりに細部にわたるので、何処が更新されたのか気がつきませんが、自動販売機などではその違いが判別できるそうです。
偽造五百円硬貨は、韓国五百ウォン硬貨の変造を含め年間数十万枚も見つかった時期があるそうですが、ここ数年は減少が続いています。
警視庁によると、2019年は306枚、2020年は上期で130枚程度だそうです。
新五百円硬貨の製造費などには、170億円以上かかっているそうですから、偽造が更に減ることが、期待されます。