TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 百段階段
目黒雅叙園の百段階段は、1935 (昭和10)年にケヤキの板材で建てられた木造建築で、ホテル雅叙園東京の3号館にあたります。
目黒雅叙園は戦前、軍人や著名人が集まる料亭で、百段階段と呼ばれるお座敷の宴会場は、当時の粋を集めた豪華絢爛な素晴らしいものでした。
高級な調度品や著名画家の作品も集められ、その数は数千にも及んだと伝えられています。
晴れやかな宴が毎晩のように行われた宴会場は7部屋あり、99段の階段廊下でつながっています。
各部屋はそれぞれ異なる趣があり、襖絵や日本画、天井画など豪華な装飾が施されています。
目黒雅叙園の百段階段は、東京都の有形文化財に指定されています。