TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 忍野八海
かつては忍野村域にあった忍野湖が干上がって盆地になり、富士山や近くの火山山麓の伏流水を水源とする湧水の出口が池として残ったのが忍野八海です。
1843年(天保14年)に守護神の「八大竜王」にちなみ、出口池を一番霊場、菖蒲池を八番霊場とする巡礼路が整備されました。
観光地となっている中池は人工の池なので、八海には含まれません。
八大竜王(はちだいりゅうおう)とは、天龍八部衆に所属する竜族の八王で、法華経(序品)に登場し、仏法を守護しています。
ちなみに、将棋の最高タイトルは竜王なのは「竜」が中国では皇帝の象徴であり、天気を操る力を持っているとされているためです。