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北区王子の飛鳥山公園には渋沢史料館があり、日本の近代経済社会の基礎を築き、実業界のみならず社会公共事業、国際交流の面においても指導的役割を果たした渋沢栄一(1840-1931)の生涯と、多方面にわたる事業や人々との交流に関する数多くの資料を収蔵、展示しています。
常設展示では、渋沢が設立に関わった企業・団体と手がけた事業に関する資料、生い立ちや家族にまつわる資料、手紙、書画などとともに、近代化を伝える錦絵や写真が展示してあります。
また、渋沢史料館が建つ飛鳥山公園の一角「旧渋沢庭園」は、かつての渋沢邸の一部です。
現存する2棟の大正建築「晩香廬(ばんこうろ)」と「青淵文庫(せいえんぶんこ)」は国の重要文化財です。
王子の飛鳥山に邸を構えたのは設立に尽力した王子製紙(設立当時は抄紙会社)の工場を眼下に見ることができたからです。
母親が栄一に子供のころ言って聞かせた、「皆んなが喜ぶ事」を心がけた、本当に沢山の人を喜ばせ、社会に役立つ仕事をした大実業家だったと思います。
大河ドラマ「晴天を衝け」より~