TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ハレマウマウにも噴煙
米ハワイ島のキラウエア火山(標高1247m)にある「ハレマウマウ火口」が9月29日に噴煙が上がり、溶岩が流れ出しました。
1983年から噴火を繰り返しているキラウエア山が噴煙をあげたのは昨年12月以来ですが、「ハレマウマウ火口」からの噴火は3年ぶりになります。
溶岩は2018年の噴火で陥没した直径1キロの火口内にとどまっており、住宅地への影響は出ていません。
アフリカ大陸に近い大西洋の カナリア諸島・ラパルマ島でも9月19日にクンブレ・ビエハ山(標高1949m)が噴火して溶岩が大西洋に流れ込んでいます。
また、キラウエア火山同様に噴火を繰り返している中米グアテマラのフエゴ山(標高3763m)も9月23日に噴煙が上がりました。
11日間で世界のあちこちで噴火が始まったこととなります。
キラウエア火山は、人気の観光地ですが今回の噴火を受け、ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)は「情報が広まるにつれ、週末にかけ訪問者が増える見込みだ」と観光客の増加に備えています。
ハワイの火山は日本と違って溶岩がゆっくり流れだすという特徴がありますが、対応はいたってポジティブです。
ところでハワイ島にある火山は5つ、コハラ、マウナロア、マウナケア、ファラライ、キラウエアです。