TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > モイ(Moi)
モイ(Moi)というのはハワイ語で、英語名は”Six-fingered threadfin”(直訳すると6本の指上の細長いヒレ)、和名は「セイヨウアゴナシ」といいます。
「アゴナシ」と付いているように、下顎が短いのが特徴です。
また、英語名のように、胸鰭から6本の長い糸状の物が出ていて、大きな尾鰭は上下二股に分かれています。
銀色の体のモイは、成長すると約45cmになり、炭火焼にするとしっとりとした柔らかい白身で、昔のハワイではとても珍重された魚で、養魚池(フィッシュポンド)で養殖され、王族しか食べることができませんでした。
ハワイが王国だったころの話で、その美味しさゆえに厳重に保護され、平民が食べると死刑になったらしいのです。
ですから、今でも王の魚や、幻の魚などと呼ばれています。
最近はまたフィッシュポンドで養殖されており、現地の高級レストランで人気で、寿司ネタにも使われているそうです。