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「メタンハイドレート」とは、メタンガスが低温・高圧のもとで水と化合してできる白いゼリー状のようなもののことで、化石燃料に変わる新しいエネルギー源として注目されています。
これが海底にたくさん存在しているのだそうですが、このメタンハイドレートがある海底に紅ズワイ蟹がたくさん棲息しているというおもしろい記事を見つけました。
海底を調査する自動ロボットを使い、新潟県沖の水深1000メートルにすむベニズワイガニの分布を撮影することに、東京大学と海洋研究開発機構が成功し,発表しました。
カニはメタンがわき出しバクテリアが豊富な海底や岩場に多く分布していました。
(東大生産研・浦教授提供)
海底の広い区域を撮影して生物の分布を調べたのは初めてといい、生物資源の調査などにロボットが役立ったそうです。
撮影には水深1500メートルまで潜れる東大生産技術研究所のロボット「ツナサンド」を使用し、ロボットにケーブルはなく、あらかじめプログラムされた通りに自動航行するものでした。
毎秒12センチメートル程度でゆっくり進みながら、縦40メートル、横20メートルの海底の様子を600枚の写真に収めた結果、紅ズワイ蟹が、メタンがわき出し、メタンをエネルギー源にして生きる微生物などが豊富な場所や、複雑な地形の岩場にも多く生息していることがわかりました。
東大生産研の浦環教授は「漁業資源の調査や生物の生態研究などにも、ロボットが有効に活用できることを示せた」と話しています。
新潟県沖はカニの漁場であると同時に、新しいエネルギー資源として期待されるメタンハイドレートが海底に豊富に存在することでも注目されています。
2027年までには民間開発が始められるそうです。
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