TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 味覚の劣化
人は舌にある味蕾で味を感じるのですが、年齢と共に味蕾の数が減ってきて、感度が低下します。
また、臭覚は味覚以上に衰えが速く、食べ物の風味も味わえなくなります。
歳を取ると脂っこい物を敬遠しがちですが、脂を減らすと味わいもなくなるため、塩分や糖分で味を濃くしてしまいがちなのです。
塩分の過剰摂取は動脈硬化や高血圧に、糖分の過剰摂取は血糖値の上昇で糖尿病や中性脂肪の増加で肥満に繋がります。
そのため、健康を維持し味覚を保つためには、味蕾の数を減らさないようにするのが肝要です。
味蕾は約10日で入れ替わり新陳代謝するのですが、その際に亜鉛が必要とされます。
亜鉛を多く含む食品の牡蠣やレバーを積極的に食べて、美味しい食事を楽しみましょう。
亜鉛の補助食品を利用するのも、良いかもしれません。