TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > あやめ祭りとしょうぶ祭り
「いずれ菖蒲か杜若」とは、どちらもすぐれていて、選択に迷うことのたとえで、あやめとしょうぶ、かきつばたの3つは見た目がよく似ていて、間違われることも多い花です。
見分けるポイントは花弁の根元部分に① アヤメは網目模様、② カキツバタは白い筋、③ ハナショウブには黄色い筋が入っています。
そして生えている場所も異なり、① アヤメは乾燥したところ② カキツバタは水の中に③ ハナショウブは半乾湿地となります。
違う場所に生育するものを集めて、あやめ園やしょうぶ園と名乗っていますが水の管理が大変なようです。
◎あやめは、文字通り「綾目」模様で色も青紫色の「あやめ色」、開花時期は5月上旬~5月中旬ごろで花の大きさは小輪で、背丈は30cm~50cmとハナショウブやカキツバタに比べるとやや小さめです。
◎ハナショウブの開花時期はあやめよりも少し遅く6月上旬~6月下旬、しょうぶ園には水が張られて池のようになっています。
花は大輪で、背丈60cm~100cmのものもあり、色も紫色や青色、白色など品種によってさまざまです。
◎カキツバタの花は中輪、背丈は30cm~90cm程度。開花時期も背丈も、アヤメとハナショウブの中間くらいです。
池や沼などの近くや湿地に自生し、花の色には紫色や赤紫色などがあり、葉っぱの主脈はほとんど目立ちません。
あやめ祭りのあとにしょうぶ祭りが始まります。