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飲食店でのアルコールの提供が制限されているため、ノンアルビールの売り上げが伸びています。
ノンアルビールの最初は、禁酒法時代のアメリカでビールの代替品として「near beer」と呼ばれていました。
ただし、ギャングが闇でビールを製造していたため、ニアビールの売り上げは伸びませんでした。
結局、禁酒法は廃止されて、ニアビールは清涼飲料として生き残ったのです。
日本ではビールが高級品だったため代用品としてノンアルビールが大正時代に売り出されました。
戦後ホッピーが発売され、焼酎を加えると安くビール飲んだ気分になれると人気となりました。
21世紀に入り、道交法で飲酒運転の規制が厳しくなって再度ノンアル飲料が見直されました。
ノンアルビールはビールからアルコールを除去するものと最初からアルコールを含まないものに分類され、アルコール除去法の方が風味豊かなのですが、酒税法の適用を受け価格が高くなります。
巣ごもり需要の今、各メーカーの努力により、安くて美味しいノンアルビールの開発が進められています。